DSSとは、大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の学業への意欲向上と学業を通しての就業力の向上を図りやすい社会に変えることを目的としたNPO法人です。私たちクライス&カンパニーは、このDSSの志し、活動に強く共感、賛同し、またこの活動が、日本全体を元気にするとの思いから、DSSを支援しています。当社代表の丸山は、各大学ごとに行っている就業力、就職力アップを目的として毎月行われている学生とのミーティングに専任サポーターの一人として参加しております。
DSS活動概要
日本の就職活動のねじれを直したい。
「日本の学生は、歯ごたえがない。」今、日本では、海外学生を優遇して採用する企業が増えています。海外学生は日本の学生に比べて、主体的にモノゴトをとらえて考え抜く力や競争意識が高く、エネルギーにあふれているという認識を企業は持っているのです。しかし、突き詰めて考えていくと、この原因は現在の日本の学生ではなく、就職活動のしくみに潜む根深い問題にありました。
企業は、大学の成績を参考にすることが残念ながらあまりありません。むしろ、面接で尋ねられるのは、サークルやアルバイトなど、課外活動の実績が中心。それゆえに学生も大学の授業に熱を入れるより、課外活動に打ち込んだ方が自分の将来のためになるという矛盾がありました。また、大学教授にとっても学生を熱心に指導し、その成績を公正に採点するよりも楽に単位をとらせる方が授業の受講者が増え、大学から評価されるという矛盾がありました。
全員がよりよい将来を目指して前進していたはずなのに、それぞれの進む方向がばらばらなのです。この日本の就職活動に深く根ざす、悪循環、負のスパイラルを断ち切りたい、という強い思いから2011年に発足されたのが、DSSです。