及川氏の講演を機に、PdMとしての自分の価値を意識するように。
今回の転職の背景をお聞かせください。
私は新卒でナビゲーションサービスの運営会社に入社し、プロダクトマネージャー(PdM)としてキャリアを重ねてきましたが、たまたま及川さん(及川卓也/クライス&カンパニー顧問)の講演をWeb上で聞く機会があり、その内容に触発されたことが転職のきっかけになりました。
及川さんは、PdMとしてキャリアアップを目指す人に向けて「自分の市場価値を一度測ってみたほうがいい」とおっしゃられていて、自分はどんな価値を持っているのだろうかとあらためて意識するようになったのです。それまでずっと同じ企業に在籍していたので、自分のスキルがその企業特有なものに最適化されてしまっているのではという不安もありました。
そこで、自分の市場価値について客観的に評価してもらいたいと、クライス&カンパニーのエージェントの方と接触しました。
クライス&カンパニーとは、どのような経緯でおつきあいが始まったのでしょうか。
2019年のプロダクトマネージャー・カンファレンスに参加した際、その場でこのイベントに協賛しているクライス&カンパニーのコンサルタントの方と出会いました。クライスのことは知りませんでしたが、及川さんが顧問を務められているということで興味を持って調べてみると、PdMの転職サービスにたいへん力を入れているエージェントだったので、クライスのコンサルタントなら一度会ってみてもいいかなと思ったことがきっかけです。