事業の戦略立案から実行まで、手触り感のある仕事がしたかった。
今回、転職された経緯についてお聞かせください。
FABRIC TOKYOに入社する以前は、大手外資系エンターテイメント企業に9年ほど勤務していました。前半の5年間は、その企業が展開するWebサイトやモバイル端末、モバイルアプリの制作プロデューサーとして、企画からプロジェクトマネジメントまでを担当しました。その後、社内で異動になり、後半4年間は事業開発に従事。お客様へのアウトプットを企画制作するポジションから、経営に近い立場でビジネスを創って動かすポジションへと大きく変化しました。
最上流からビジネスをリードすることに悪戦苦闘したものの、ある事業のリニューアルを託されて何とか成し遂げ、それが私にとって節目となりました。事業の戦略立案からプロダクトを作って実行するところまで、自らの手でリードしていくのがとても面白くて、こうした手触り感のある仕事をもっと手がけたいと強く思うようになったのです。
そんな経験ができる機会は、これから成長するベンチャーのほうが多いと考え、自分が直に事業に触れて貢献できる場を求めて転職を決断しました。
弊社コンサルタントの武田が、土山さんの転職活動をお手伝いさせていただきました。武田の印象はいかがでしたか。
実は武田さんとは、以前に勤めていた大手エンターテイメント企業に転職する10年以上前からのおつきあいです。前回の転職活動時、知人の紹介でクライス&カンパニーを知り、武田さんに初めてお会いしたんですね。
こちらの要望に対して迅速に対応していただきましたが、その時はご縁がなく、違うエージェントからの紹介でそのエンターテイメント企業に入社しました。
今回の転職活動で、なぜまた武田に声をかけられたのでしょうか。
前職のエンターテイメント企業に入社した後も、おつきあいのあったエージェントの方々と定期的にキャリアチェックのような形でお話をさせていただいたんですね。武田さんは、前回の転職活動でやりとりした時の感触がとても良くて、2年に1回ぐらいお会いして中長期的なキャリアに対する意見をいただいていました。
そして、再び転職を考えた時、自分の経歴や考え方を理解してくださっている人のほうが信頼でき、適切な答えが返ってくる確率が高いと判断してお声がけしました。
転職先にFABRIC TOKYOを選ばれたのはどうしてですか。
私としては、先ほどお話ししたように、事業の戦略立案からプロダクトを作るところまで手触り感をもって成し遂げたいという思いがあり、企業の知名度や規模にこだわりはありませんでした。
前回の転職活動でエンターテイメント企業を紹介いただいたエージェントを利用しましたが、そこは大手への転職を強みにしていて、大企業での経営企画などのポジションが中心で今回の意向に沿う求人に出会えませんでした。
一方で、武田さんはバイアスをかけることなく私とフランクに接してくださり、こちらからも「この企業でポジションはありませんか?」とインタラクティブに今後のキャリアを考えることができた。
そんななかで、私のほうから希望を出したのがFABRIC TOKYOです。実は私自身がお客様でサービスを利用していて、事業や商品にとても魅力を感じていたんですね。
すると、クライスさんの社内でFABRIC TOKYOと繋がりがあるコンサルタントがいらっしゃるとのことで、その方と武田さんを介して入社に至りました。