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ヤフー株式会社

公開日:2014.10.16

1996年、国内初のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」のサービスを開始。 現在では、1日あたり平均総ページビュー数約19億を誇るインターネットの総合情報サイトに成長を遂げました。圧倒的な媒体力や技術力を武器に、さまざまな広告手法を生み出し拡大を続ける「広告事業」、世の中のニーズを捉えたサービスとともに進化する「イーコマース事業」や「会員サービス事業」など、現在も進化し続けています。

ヤフー株式会社 ピープル・デベロップメント本部人材採用室室長 鈴木勇二氏、 アプリ開発室室長 松本龍祐氏

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企業概要

1996年、国内初のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」のサービスを開始。

1996年、国内初のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」のサービスを開始。
現在では、1日あたり平均総ページビュー数約19億を誇るインターネットの総合情報サイトに成長を遂げました。圧倒的な媒体力や技術力を武器に、さまざまな広告手法を生み出し拡大を続ける「広告事業」、世の中のニーズを捉えたサービスとともに進化する「イーコマース事業」や「会員サービス事業」など、現在も進化し続けています。

2012年4月に経営体制が変わり、新体制による「第二の創業」がスタート。
1996年の創業以来築き上げてきたものを生かしながら、社員一丸となって日本のインターネット市場をさらに切り開いていくため、よりスピードを加速させて成長し続けています。

既に業界内ではリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いているにも関わらず、その立場に甘んじることなく成長・進化を遂げている同社。
その背景には、日々の暮らしの中にあるささやかなことから

日本全体で考えなくてはならない大きなことまで、世の中の課題に対してIT技術を駆使して解決していく「課題解決エンジン」であり続けたいという想いがあるといいます。

だからこそ、同社には「こうしたらいい」といった意見を、誰でも自由に発言でき、すぐに実践できる風土があります。
社員の服装はカジュアルでコミュニケーションもフランクですが、仕事に対する姿勢は真剣です。
より多くのユーザーに支持していただくために、「世界一、日本について回答力のある会社」でありたいと考え、

企業概要

世界一、日本について回答力のある「!」なサービスを生み出すべく、サービス企画時は、プロジェクトチームのメンバーがミーティングを重ね、時には激しく意見を交換しながら、サービスを創り、育てていくことに妥協はありません。

だからこそ、自分がユーザー目線で徹底的にサービスを使い倒し、常に改善の種を見つけて取り組むとともに、新しい発想で「!」なサービスを生み出すことに、挑戦し続けています。

もちろん一筋縄でいかないことも多く、壁にぶつかることもあるでしょう。
しかし、一人では解決できないことを社内・社外のプロジェクトメンバー全員で解決し、世の中があっと驚く仕掛けを考えていく同社では、ダイナミックなチャレンジをするからこその醍醐味を味わうことができます。
自分を成長させたい人、意欲的な人には、年齢や性別、国籍などにかかわらずチャンスがある、それが同社です。

ヤフー株式会社

風土・文化

未来志向の「課題解決エンジン」であり続けたい

2012年4月に経営体制が変わり、新体制による「第二の創業」がスタートしたYahoo! JAPAN。
1996年の創業以来築き上げてきたものを生かしながら、社員一丸となって日本のインターネット市場を切り開いていくため、今も急速に成長を続けています。
エントランスを入ると、ガラス張りの会議室の壁には「爆速」の文字。
通りかかる社員の口からも「爆速」という言葉が聞こえてきます。
「爆速」とは「ヤフー・バリュ―」と呼ばれる4つの約束の1つで、社員の行動指針としてトップが発信しているメッセージです。
従業員数が約5,000人規模の同社で社員一人一人にトップのメッセージが浸透していることを実感しました。

松尾

4つの約束「ヤフー・バリュー」とはどのような意図で作られたのですか

鈴木

「ヤフー・バリュー」は社員が常に、この部分だけは約束として守って行動しようと掲げられた行動指針です。

「課題解決って楽しい」自分ではなく、誰かの課題を解決しよう
「爆速」速くやろう
「フォーカス」得意なものを1個磨こう
「ワイルド」迷ったらワイルドな方を選ぼう


『Y!JLink』で社員に直接経営方針・戦略を語る宮坂社長

社員それぞれが異なる考え方をしてもよいと思います。但し、掲げた4つの約束を根底に据えて、ここだけは全社員が足並みをそろえて心をひとつにしたい、みんなの力を合わせてはじめて、大きな課題を解決することができるという考えを伝えたいと思っています。
掲げて約1年半が経過し、社内でだいぶ浸透してきたように感じています。

松尾

このような理念は現場での浸透が難しいと思いますが、実際に浸透させるため、行っていることはありますか

鈴木

Yahoo! JAPANグループ全社員が一堂に会し、経営方針を
共有する『ヤフーミーティング』

大きくは2つあります。
1つはトップからのダイレクトな発信です。
社員数が増えても経営陣から社員にメッセージを伝える場を大切にしています。毎月1回の全社朝礼に加え、年に数回、経営方針を共有するヤフーミーティングを開催しています。
また、『Y!JLink』と題し、定期的に経営陣が各フロアをまわり、経営方針や戦略など、社員からの疑問・質問に何でも答えるイベントを開催しています。
経営陣がシンプルなワードで何度も直接伝えることを大切にしています。

2つ目は評価軸とし、給与へ反映することです。
半年に一度、「バリュー評価」と題し、「ヤフー・バリュー」を実行できているか、360度評価を行っています。
そして、その評価を基本給に反映しています。
極論、パフォーマンスがいくら高くても、「ヤフー・バリュー」が実行できていないと評価されない仕組みなのです。
現状はやはりパフォーマンスと「ヤフー・バリュー」の実行は連動していますけどね。
基本給への反映は、経営層が発信しているメッセージに敏感であってほしいという想いの現れですし、やはり共感していただける人と働きたいと思っています。

松尾

理念の共有は重要ですよね。もちろん今後も「ヤフー・バリュー」に共感していただける人と働きたいという想いが伝わってきます。

鈴木

そうですね。やはり共感していただける人と一緒に働きたいです。
特に変化の早い業界ですので、爆速で一緒に新しい価値を生み出せるようなサービスを創ることにチャレンジしてくれるような人がいいですね。
弊社の豊富なリソース、ノウハウを活用し、ぜひ自由にいろんなサービスを企画していただきたいです。
ベンチャースピリッツのある方には、刺激的で楽しい環境だと思います。

ヤフー株式会社

求める人物像

未来志向の「課題解決エンジン」であり続けたい

武田

今回積極採用する「スマートフォンアプリ UI/UXデザイナー」ポジションにはどのような方にきていただきたいですか。

松本

ユーザーの立場になって「ものづくり」ができる方に来 てほしいですね。
私たちは、一人でも多くのユーザーにサービスを利用して楽しんでもらいたい。そしてその面白さを誰かに伝えたい、と思ってもらえるような楽しさを提供したいと考えています。
この想いに共感し、ユーザーが求める本当に良いサービスを作りたいと感じている方と一緒に働きたいです。

武田

松本さんがお考えになる「良いサービス」についてもう少し詳しくお聞かせいただけますか。

松本

私はユーザーが求めているサービスが良いサービスだと考えています。サービスを利用する時、ユーザーは無意識にバリューを求めています。そのコアバリューをしっかり把握し、設計することがものづくりの基本ではないでしょうか。私は、いかにバリューをシンプルに捉え、強調してプロデュースすることを常に心がけています。UI/UXというキーワードは最近特によく耳にしますが、言葉が一人歩きしているようにも感じます。本来は、サービスに触れるときに役立つのか(UI)、サービスを使うときにユーザーがどう感じるか(UX)という部分を追求し、それを土台として企画、設計、デザイン、構築という要素が加わっていくのではないでしょうか。

武田

UI/UXがサービスの土台なんですね。UI/UXを大変重要視されていることが伝わってきましたが、今回、UI/UXデザイナーを積極採用する背景にも繋がるのでしょうか。

松本

おっしゃるとおり、サービス企画の土台となるUI/UXを本気で追求するポジションを強化したいという想いからの積極採用です。
現在弊社では、1プロジェクト2~5名程度です。プロジェクト人数の少なさに驚かれることもありますが、小規模なプロジェクトでメンバーがユーザー感覚を深く追求することで良いサービスづくりに繋がると考えています。
また、一人一人の裁量が大きく、スピード感をもって進めることができます。
今回、UI/UXデザイナーの強化により、1チームに1名UI/UXデザイナーを専任で置く体制づくりを実現したいと思っています。ものづくりの土台であるUI/UXを発信する人がプロジェクト内にいることで、よりユーザーファーストを実現することができ、スピード感が増すことを期待しています。

武田

松本さん自身、現在のようにユーザー視点でのものづくりを重視するきっかけになった出来事は何かあったのでしょうか。

松本

以前、私は大手SNSサービスの中でアプリを提供していました。
その中の1つは800万人を越えるユーザーに使っていただけるまで大きなサービスに成長しました。
その理由を調べていた時、「面白い」「可愛い」というユーザーの感情に結果が左右されるということに気づきました。
言われてみればあたり前なのですが、これが私の大きなターニングポイントでした。

ユーザーがサービスを使う時にどう感じるのかを予測することが大事だと感じ、これがたまたまUXの考え方に近かったという、少し変わった形かもしれませんね。

ユーザーがストレスなくサービスを利用できることを制作者として考えるのではなく、本当の意味でユーザー立場になり、感情や状況を想定してプロデュースすることが大切だと気付かされました。

武田

一緒により多くのユーザーに愛されるサービスを創る将来の仲間へ、メッセージをお願いいたします。

松本

インタビューの中でも申し上げたとおり、UI/UXはサービスの根幹にあり、土台となる要素です。
今回募集しているポジションは一番ユーザーに近い立ち位置でユーザーへサービスを受け渡すアンカーポジションです。
ユーザーと同じ視点をもち、感情を理解した上でサービスを企画しながら、プロジェクトの中では、エンジニアやデザイナーなどメンバー間のハブになることが求められます。
守備範囲が広く大変はこともあると思いますが、Yahoo! JAPANが創業以来培ってきたノウハウやリソースを使いながら、新しいことにチャレンジできる環境ですので、本気でものづくりに没頭したい方にはおすすめしたい環境です。

一人でも多くのユーザーに楽しんでもらうことができ、他の人に勧めたいと思ってもらえるようなサービスを一緒に創りませんか。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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