WiL

会社概要・特徴

2013年創業、東京及びシリコンバレーに拠点をおくグローバルなベンチャーキャピタル。「日本の大企業と世界のベンチャー企業を橋渡しすることで、社会全体にとってプラスになる仕組みを作りたい。起業家精神を持つ人材を支援することで社会を元気にしたい。」という想いから設立され、日本の大企業30社以上がLPとして出資をしており、トータル2,500億円超という巨大なファンドを運用、国内外ともにユニコーン企業を輩出している実績のあるファンド。スタートアップへの直接投資に加えて、既存および新興 VC に投資も実施。

投資スタイル/専門領域/投資後の支援の特徴

日本ではシリーズA以降のマルチステージ、主にインターネットセクターにリード投資を中心に行う。米国ではシリーズC以降（特にSaaS企業等）を中心に投資。
同社のアプローチは下記三つに分かれており、それぞれのチームが密接に連携している点が特徴。

• ベンチャー投資（成長資金の提供はもちろんのこと、キャピタリストや投資先間でのナレッジ共有、成長ステージにあわせた幹部採用、大企業連携、国内及びグローバル調達、海外展開、IPO/M&Aなど支援）

• ビジネスクリエーション（大企業の社内IP・技術を活用した新規事業創出や、カーブアウト事業・ジョイントベンチャーの立ち上げを支援）

• エンパワーメント（パートナー企業を対象に、社内イノベーションを促進するためのノウハウや、WiLへの駐在員制度を通じてベンチャーマインドや行動力を体系的に学べる環境を提供）

投資実績/主な投資先・代表的なExit先

• 主要投資先

  Caddi、legal on Technologies、UPSIDER等

• 代表的なExit先

  ラクスル、メルカリ、gumi等　（海外）Asana、Wise、Auth0等

GP・主要なパートナーの経歴

• General Partner & CEO

  伊佐山 元 氏

  1973年生まれ。東京大学法学部卒業。日本興業銀行（現・みずほフィナンシャルグループ）に入行し、2001年にスタンフォード大学ビジネススクールに留学。2003年より、米大手ベンチャーキャピタルのDCM本社パートナーとして、シリコンバレーで勤務。2013年、日本の大企業と日米ベンチャーの橋渡しを行うことでオープンイノベーションを実現するWiLを創業。

• General Partner & Co-founder

  松本 真尚 氏

  1999年にPIMを設立、CEOとして2000年のYahoo! JAPANとの合併を指揮。その後、Yahoo!社長室で戦略投資やYahoo! BBの立ち上げを指揮し、Yahoo! Shopping事業部長に就任。SoftBankのVodafone買収後は、Yahoo!のモバイル事業部の初代事業部長とSoftBankモバイルのプロダクト・コンシューマ統括本部長を兼務。2008年にはRD統括本部長としてYahoo!のサービスのフロントエンドの開発を行う。2011年からは、Yahoo!のCIO (Chief Incubation Officer)として同社の新規事業を指揮。他の事業会社との連携やJVを多数仕掛ける。2013年にWiLを創業。

直近のファンド組成額

社員数