COMPARING COMPANIES

VC(ベンチャーキャピタル)企業の比較

東京大学エッジキャピタルパートナーズ

系統(独立・CVC・政府・大学・金融)

大学系

会社概要・特徴

「Science/Technologyを軸に、資本・人材・英知を還流させ、世界・人類の課題を解決するためのフロンティアを開拓する」をミッションに、国立大から株式会社への出資が認められていなかった2004年に、東京大学産学連携支援基金の出資により設立されて以来、東京大学が承認する「技術移転関連事業者」として、東京大学発スタートアップを中心に大学や研究機関の技術や人材を活用する企業に投資している。

日本のサイエンス・テクノロジー領域としては非常に大型のファンドであり、シード・アーリーステージからEXITまで継続して支援し、本領域で日本発のグローバルスタートアップを創出することを目標に掲げている。

投資スタイル/専門領域/投資後の支援の特徴

  • 東京大学をはじめ、世界の大学、研究期間、企業、政府と連携し、グローバルな市場や課題と向き合うインパクトのある技術をソーシングし、必要に応じて組織を超えてテクノロジーをロールアップする

  • テクノロジーを活かした事業を強力に推進できる経営体制を重視しており、必要に応じてチームの構築も支援しており、ほとんどの投資先に対して、リード投資家として取締役や監査役を派遣し、積極的にバリューアップ・経営支援を行う

  • シード・アーリー期のサイエンス&テクノロジー系のスタートアップに特化してスピーディーな意思決定で投資実行又は事業化支援資金の支給を行う『UTEC Founders Program』も提供。同プログラムには、常時受付でシード期のスタートアップに対する上限1億円を投資する「Equity Track」と、6ヶ月毎に選考を行い創業直後のスタートアップや創業前のチームに対して最長1年間の事業化支援と上限1000万円の事業化支援資金(株式や借入でない返済不要の補助金)の提供給付を行う「Grant Track」がある

投資実績/主な投資先・代表的なExit先

  • 主な投資先
    糖鎖工学研究所、Elixirgen Therapeutics、五稜化薬、WASSHA、レトリバ、スタートバーン
  • 代表的なExit先
    ぺプチドリーム、popln、AI inside、GLM、JDSC、ELEMENTS、Green Earth Instituteなど

GP・主要なパートナーの経歴

  • 代表取締役社長CEO・マネージングパートナー

    郷治 友孝 氏

    通商産業省(現経済産業省)において、UTECのファンドを含む我が国ベンチャーキャピタルファンドの根拠法となった『投資事業有限責任組合法』(1998年制定)を起草し、技術シードからのベンチャー投資に同法を実践するため退官。

    2004年4月株式会社東京大学エッジキャピタル共同創業以来、UTEC1号から5号までの投資事業有限責任組合(計約850億円)のベンチャーキャピタルファンドの設立・運営、UTECのチームビルディング、UTEC投資先の投資、育成及びエグジットの指導を担い、これまでに20社がM&A等、20社が株式上場を果たす。

    2015年7月より日本ベンチャーキャピタル協会常務理事、2022年7月より同協会副会長、2023年7月より同協会会長に就任。
  • 取締役COO パートナー/マネージングディレクター

    坂本 教晃 氏

    経済産業省では、中小企業金融やリサイクル関連法案の作成業務や未踏ソフトウェアプロジェクトに従事。退官後、アパレル流通のファミリービジネスに参画し、新規事業立上げ及び事業整理を実施。

    McKinsey & Company では、日本・東南アジア・欧州を中心に製薬、医療機器、自動車、ハイテク、消費財、金融機関等の業界各社へのプロジェクトに従事。
    2014年8月にUTEC参画。日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)企画部長。

直近のファンド組成額

5号 304億円

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